魚醤を作るために特注した店主こだわりの道具の一部
魚醤の材料となるのは秋刀魚とニシン。秋刀魚だけでは魚醤が甘くなりすぎるのだそうだ。魚の内蔵と骨は全て取り除く。手間はかかるが旨味を凝縮するためには欠かせない作業なのだ。このこだわりがあったからオープン4年目突入、顧客も地道に増え続けているのだろう。
塩蔵して脱水、脱血した魚は麹、酵素、ビタミンC、ビタミンEを入れ醗酵させる。酵素と麹はタンパク質を分解させるため。ビタミンCとビタミンEは酸化防止のために添加させるとのこと。
塩蔵した魚から出てきたつゆを捨て、旨味の部分だけを採取し、さらに寝かせて油分と醤油を分離させるのだ。